今すぐセルフチェック!問い合わせを獲得できる住宅HPになるための7つのポイント

消費者が気軽にインターネットで情報収集できる現代において、企業の情報発信ツールとしてホームページはビジネスに欠かせないものになりました。近頃は住宅業界でもデザインが綺麗で見やすいホームページが増えているように思います。
しかし中には、せっかく作ったものの「ホームページからの問い合わせがこない」、「更新ができておらず化石化している」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?もしくは、「これからホームページを活用していくヒントが欲しい」という方も多いかと思います。
そこで今回は、問い合わせ・見学会予約を獲得できるホームページになるための7つのポイントをご紹介します。自社ホームページではいくつ当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。
目次
問い合わせを獲得するための7つのチェックポイント
01.ターゲットに好まれるデザインか?
あなたのホームページは、ターゲットユーザーにとって魅力的なデザインになっていますか?
まさにホームページは会社の顔です。住宅業界では、「ホームページのデザイン=その会社が建てる家のデザイン」と認識される傾向があります。なので、ホームページ集客を成功させるためにはまず、ターゲットユーザーに好まれるデザインであることが大前提です。
たとえば、自社のターゲットはシンプルさを求める人であるのに、個性的で奇抜なデザインのホームページの場合、ユーザーはどう感じるでしょうか?多くのユーザーは「この会社は自分とは合わない」とすぐに離脱してしまうでしょう。
↑少し極端な例ではありますが、ターゲットユーザーの好みではないデザインのホームページでは、問い合わせが獲得できないだけでなく、内容さえ見てもらえない可能性が高まるということです…!まずはデザインの見直しから始めましょう。
02.スマホ対応になっているか?
2019年に行われたNTTドコモの調査では、日本のスマートフォン普及率は、20代〜70代の全世代で50%を超えているという結果が出ています。
実際に、ライカマーケティングでWeb集客のサポートをしている住宅会社さまのGoogleアナリティクスを見ても、PCやタブレットに比べてスマートフォンから見ているユーザーが4〜5倍と圧倒的に多いことがわかります。ホームページのデザインやレイアウトは、スマートフォン基準で考える必要があるということですね。
もしあなたのホームページがスマホ対応されていない場合、文字が小さすぎるために拡大や縮小を繰り返しながら閲覧しなければいけなかったり、ボタン同士の間隔が狭く押し間違いが発生したり、ユーザーに大きなストレスを与えてしまいます。ホームページの見やすさと操作のしやすさは、ユーザーの離脱率にも大きく関係します。そして、離脱率の高さは問い合わせを逃すことにつながるのです。
Googoleの「モバイルフレンドリーテスト」であなたのホームページがスマホ対応されているかチェックできるので、気になる人はぜひ試してみてください。万が一問題が見つかった場合は、早急に改善することをおすすめします!
▼モバイルフレンドリーテスト
https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja
03.顧客の知りたい情報はあるか?
ここまで、ホームページの見た目についてお話してきましたが、では肝心の中身=コンテンツについてはどうでしょうか。見込み顧客の知りたい情報や自社の魅力を伝えるコンテンツはありますか?
具体的には以下のようなコンテンツを用意すると良いでしょう。
- コンセプト
- 性能・構造について
- 商品紹介ページ
- 施工事例
- お客様の声
- 会社概要
- スタッフ紹介 etc…
これらのコンテンツは揃っているから大丈夫!という人もまだ安心できません。コンテンツの内容は、自分たちが伝えたい情報の押し付けになっていませんか?画像などをうまく使ってイメージをしっかり伝えられていますか?大切なのは「顧客の知りたい情報」=「検討材料となる情報」であること。
ポイント1も2も、上記のコンテンツも満たしているのに問い合わせが増えないという人は、一度コンテンツ内容を見直してみてください。
ライカマーケティングでは、無料のホームページ診断を行っています。オンラインで診断&すぐに改善点が聞けるので、自社のコンテンツ内容は顧客目線で作られているか?不安に思う人はお気軽にご相談ください。
04.ブログ機能はあるか?活用できてるか?
高額商品で検討期間が長い住宅は、時間をかけて顧客を育てていかなければいけません。これはホームページでも同じです。問い合わせを獲得するためには、定期的な情報発信をして、何度も訪問してもらい、自社の認知や理解を深めてファンになってもらうという地道な努力が必要です。そこで最適なのがブログ機能です。
具体的にはブログ機能を活用して以下のような情報発信をしていきましょう。
- イベント告知
完成見学会、構造見学会、施主邸訪問など、日頃様々なイベントをされているかと思います。これらの情報をホームページで告知しない手はありません!- お役立ちブログ
「暮らしやすい間取りのコツ」「自然素材の魅力を建築士が紹介」など、家づくりのプロ目線でユーザーの疑問や不安を解決する情報を発信できるはずです。加えてしっかりSEO対策をすれば、記事からホームページへの訪問者を増やすこともできます。
ブログでの情報発信はただ行えば良いというわけではありません。イベント告知であれば予約獲得、施工事例やお役立ちブログであれば問い合わせに繋げる内容&仕掛けが必要です。
ライカマーケティングでは、住宅集客×Webマーケティングの経験と知見を活かし、問い合わせ/予約獲得に繋がる記事制作を得意としています。普段の業務と並行して更新をするのはなかなか難しいという人やプロに任せたいという人はぜひご相談ください。
Web集客のプロが伝授する、見学会記事の書き方のコツをまとめたお役立ち資料もご用意しているので、「予約を獲得できる記事を書きたい!」という方はぜひ参考にしてください。
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予約を劇的に増やす!見学会記事の書き方
05.より多くのページを見てもらう仕掛けはあるか?
ホームページでの成果を上げる施策の一つに「回遊率」の改善があります。回遊率とは、ユーザーが一度の訪問で何ページ見たかを示すもの。つまり、回遊率が高いホームページは、多くのページを見てもらえているということです。
多くのページを見てもらえれば、ユーザーは自社への理解が深まり、より興味を持ってもらえる=ファンになってもらえる効果が期待できます。まさに、問い合わせ獲得のために重要な施策といえますね。
回遊率は、ユーザーが自社やホームページの内容に興味を持ってくれていれば自ずと高くなります。ここまで紹介した1〜4のポイントを押さえていれば、十分ユーザーの興味は引けているはずですが、さらに回遊率を高めるために、こちらからも回遊させる仕掛けをつくりましょう。具体的には、上の画像のように、ブログ記事に関連記事や人気記事を表示するなどです。記事を読了したユーザーに自然な流れで複数の記事を読んでもらうように促します。
06.問い合わせへの誘導はできているか?
問い合わせを獲得するためには、問い合わせへの誘導=CTAがとても重要です。
CTAとは、「Call to Action」の略で、日本語では「行動換気」と訳されます。
画像のように、「問い合わせする」、「資料をダウンロードする」などのボタンを見かけたことはありませんか?このように、Webサイトの訪問者を具体的な行動に誘導すること、もしくは、Web上のユーザーに行動を喚起させるためのテキストや画像のことをCTAと呼びます。
CTAがないことで、ユーザーはどこから目的の行動を取ればいいか分からずそのまま離脱してしまうかもしれません。もしくは、適切な場所にCTAがないことで、せっかくページを見て問い合わせをする気になったユーザーを逃す可能性もあります。
目的によって様々ですが、具体的には、「問い合わせ」、「資料請求」、「見学会予約」などをCTAとして設置するといいでしょう。設置する場所としては、「ヘッダー」、「メイン画像の上」、「コンテンツの間、コンテンツの直後」などが最適です。
CTAは、ユーザーに行動を促すだけでなく、様々な目的を持って訪れたユーザーを目的地まで分かりやすく案内する役目を持ちます。「問い合わせ → 相談してみる」、「資料請求 → パンフレットをもらう」など、ユーザー視点のテキストやボタンの色を目立たせるなどの工夫が必要です。CTAの有無とあわせて、テキストやデザインもチェックしてみてください。
07.フォームの項目は多すぎないか?
ここまでご紹介した1〜6のポイントを満たしているホームページであれば、問い合わせフォームまで進んでいるユーザーも少なくないはずです。もしそのようなホームページなのにも関わらず、問い合わせが増えないという場合は、フォームの項目をチェックしてみてください。
というのも、フォームにたどり着いたユーザー全員が問い合わせをしてくれるわけではありません。フォームの項目が多すぎる場合、ユーザーは入力が面倒に感じて離脱してしまいます。もしくは、子育て中のユーザーの場合、入力の途中で子どもが泣き出し、そのまま忘れて結局問い合わせを獲得できない可能性だってあります。忙しい合間をぬって問い合わせをしているユーザーも多いので、30秒以内で入力できるフォームを目指しましょう。
問い合わせの目的によっても異なりますが、具体的には、以下の項目があれば十分です。
- 氏名
- 電話番号
- 住所
資料請求フォームにのみ設置、もしくは、「資料請求の方のみご入力ください」とし入力を任意にすること。- 問い合わせ項目
新築、リノベーション、資料請求、など問い合わせ後の案内をスムーズに行うために必要な場合は設置。ラジオボタンで簡単に選択できるようにすること。- 予約人数
イベント予約フォームのみ。問い合わせ項目同様、ラジオボタンで簡単に選択できるようにすること。- 問い合わせ内容
必須ではなく「ご質問やご要望があれば入力してください」と任意にすること。
ホームページは制作後の運用が大事
今回ご紹介した7つのポイントをしっかり押さえたホームページになれれば、訪れた見込みユーザーを逃さず問い合わせ・予約に繋げることができます。しかし、どんなに整ったホームページでも多くの見込みユーザーに見てもらえなければ意味がありませんよね?
ホームページは作って終わりではありません。見込みユーザーを呼び込むために、Web広告やSEO対策などの集客施策を続けることが大切です。
ライカマーケティングでは、ホームページ制作だけでなく、その後の運用も一貫してサポートいたします。ホームページからの問い合わせや見学会予約を安定的に獲得したい人はぜひご相談ください。
あなたのホームページをWeb集客のプロ目線でチェックする、無料ホームページ診断も行っています。まずはお気軽にお問い合わせください!